薬服用中でも脱毛はできるの?トラブルを避けるための方法
脱毛サロンやクリニックで施術を受ける際には、必ず服薬の有無について尋ねられます。これは、服薬中に脱毛を行うと、思いもよらないトラブルに発展してしまう可能性があるからです。ここでは、薬の服用が脱毛に与える影響について、詳しくご紹介します。
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目次
薬の服用中のサロン脱毛は避けるべき?
一見あまり関係のなさそうな服薬とサロン脱毛ですが、実は大きなトラブルを引き起こしてしまう可能性があるため施術を受け付けてもらえない可能性が高くなります。服用している薬によっては、皮膚炎や赤みなどを引き起こしてしまう場合があるため注意が必要です。
どうして薬の服用中は脱毛できないの?
薬を服用している時に脱毛を行うと、蕁麻疹やミミズ腫れなどの肌にトラブルがでる可能性があります。また、肌トラブルだけでなく、施術後に熱っぽくなったり、だるさを感じたりと体調が悪くなってしまったりする可能性も考えられます。
そのため、多くのサロンやクリニックでは、薬を服用中の施術を断るところが多いのが現状です。体調が悪い時には、ひとまず施術をキャンセルした上で、体調を整えてから再度予約をとるようにしましょう。
服用から施術までの時間規定はサロンによってさまざま
薬を服用してから脱毛までの時間に関する規定は、サロンによってさまざまです。たとえば、服用後6時間は施術不可と定めているところもあれば、服用から48時間以内は施術不可と定めているサロンもあります。
ほかにも、施術当日の服用はNGと決めているサロンもあるようです。毎日飲む必要がある抗不安薬やピルなどの常用薬がある場合には、事前に医師やサロンにしっかりと確認をとった上で、施術を受けるタイミングを考えましょう。
医師やサロンスタッフに相談するのが大切
基本的には、服用中の脱毛は全てお断りというサロンが多いのですが、なかには医師による同意書がある場合にのみ脱毛を受け付けてくれる場合もあります。とくに病院で処方された薬を服用している場合には、必ず医師とサロンの両方に相談し、確認をとることが大切です。
サロン脱毛に影響がある薬の種類について
ここでは、薬の種類別にサロン脱毛への影響についてご紹介します。
副作用として光線過敏症が考えられる薬
一番気をつけておかなくてはならないのが、副作用として光線過敏症の可能性がある薬です。光線過敏症とは、一定の量以上の光を浴びることで、皮膚炎を起こしたり、発疹がでたりしてしまうというものです。光脱毛で光をあびてしまうと、皮膚トラブルが起こるため注意が必要です。
光線過敏症の副作用がある薬としては、抗生物質、抗不安薬、糖尿病の治療薬、抗アレルギー薬、ホルモン剤、ステロイド外用薬、解熱消炎鎮痛剤などがあげられます。身近な薬も多いため、注意が必要です。
市販されている鎮痛剤や風邪薬
病院で処方された薬でなくとも、服用には注意が必要です。まれに、脱毛による痛みを抑えるために事前に鎮痛剤を服用しようとする方がいらっしゃいますが、光線過敏症になるリスクがある上に、自己判断での服用は大変危険です。痛みが怖いという場合には、鎮痛剤で対応するのではなく、スタッフに相談した上で出力のレベルを調節してもらうようにしましょう。
風邪薬やアレルギーの薬なども、基本的には施術前の服用はできません。体調が悪い場合には、薬の服用を優先し、脱毛を延期するようにしましょう。
ピル
数多くのサロンでは、ピル服用後の施術を受け入れています。しかし、女性ホルモンの変化により、肌が敏感になる可能性も否定できません。そのため、場合によっては施術を断られたり、医師の同意書を求められることもあるでしょう。
まとめ
今回は、薬服用中の脱毛に関する注意点を詳しくご紹介しました。少しぐらい大丈夫と思っていても、思わぬトラブルを引き起こす可能性があり危険です。万が一、施術当日に薬を服用してしまった場合には、速やかにサロンに連絡し、施術ができるかどうかを確認するようにしましょう。
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