脱毛した後に献血することは可能?注意しておきたいポイントを解説
献血を積極的に行っている方は脱毛の施術を受けられるのかどうか、気にされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。血管に針を刺し、血を採取するわけですから、脱毛機が放つ光が注射痕を通じ、体内に影響を及ぼすのではないかと不安に思う方も少なくないでしょう。特に献血を定期的に行っている方にとってはなおさらですよね。
そこで今回は脱毛後の献血は可能なのか、また、どういったことに気を付ければよいのかなど、献血も脱毛も行いたい方が抱えている不安や悩みに対して、積極的にお答えしていきます。ご興味がある方は、最後までぜひお付き合いくださいね!
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目次
脱毛機の光は血管に影響がある?
献血している人がとにかく心配するのが血管への影響。「ムダ毛をしっかり処理できるくらいの光だから、相当強い光が放たれているのでは」と思われがちですが、実は脱毛機の光は想像よりも弱いもので、体内に届くようなものではなく血管に悪影響を与えることもありません。
また、献血の際にできる注射痕も肌の表面に若干傷がついているだけなので、脱毛機が放つ光が内蔵や血管、血液などに入り込み何か影響を及ぼすということは考えられず、負担がかかる部分は肌の表面だけなので身体の内側の心配は無用です。
脱毛直後の献血は可能?
脱毛直後の献血はあまりおすすめできません。なぜなのか、その理由について解説していきます。
血圧測定による腕への圧迫により赤みが出る
献血を行う前には血圧を必ず測りますが、その時に腕帯を撒いた部分が赤みやかゆみを発症することがあります。脱毛直後の肌は過敏で、毛穴に熱をもっており、その部分が血圧測定器の腕帯で圧迫されると、このような症状を発します。
消毒によるかぶれ
脱毛した直後の過敏な肌にアルコールやヨード系の消毒液は刺激が強すぎるため、場合によってはかぶれや炎症を引き起こす場合があります。
採血による腫れ
普段は注射針を刺されても腫れるようなことがない肌も、脱毛直後の敏感な状態では刺した部分が腫れてしまうこともあります。
疲れによる体調不良
同じ体勢で一定時間座ったり、横になったりしていると、動いていなくても気付かないうちに疲れていたりします。ましてや、体の表面が熱を帯びている状態では余計に疲れを感じやすいもの。普段慣れている献血も疲れによって突然体調不良になってしまう可能性も否定できません。
脱毛直前は可能?
では脱毛直前は献血することが可能でしょうか?結論から言うと、この場合もあまりおすすめできません。特に腕への脱毛を行う場合、注射針で傷ついた肌が光やレーザーを当てた際にかなりのダメージを受け、最悪の場合は色素沈着にもなりかねないため、施術ができなくなってしまうことも。ほとんどのサロンで注射痕が付いた部位への施術を禁止しているので、直前の献血はできるだけ避けたほうが無難です。
どれくらい時間をおけば献血できる?
では、施術前後はどれくらい期間を空ければ献血することが可能なのでしょうか?正直その間隔について規約に明記しているサロンは見当たりません。予防接種の場合、大抵のサロンが接種後1〜2週間の施術を禁止していることを考えると、同じように注射針を利用する献血も施術前後1週間ほどは控えたほうがよいかもしれません。
まとめ
積極的に行っている方であれば、施術前後の空いた時間に献血することはごく自然な流れかもしれませんが、肌をはじめ、身体への負担が相応にかかるので、できるだけ控えるようにしてください。特に腕脱毛を行う前に献血をしてしまうと、注射痕が残ってしまうため、施術できなくなってしまう可能性もあるので要注意です。ひとまず脱毛を終えた後、ゆっくり体調を整えてから、次の施術の1週間前までに献血することをおすすめします。
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