日焼けすると脱毛できないって本当?対処法についても解説
肌の露出度が高くなる夏を小麦色に焼けたツルツル肌で過ごそうと、日焼けサロンと脱毛サロンを同時に通おうとしている方をたまに見かけますが、脱毛時に肌が日焼けすると、施術ができなくなるのをご存知でしたか?せっかく健康的な肌を手に入れようとしていても肌荒れや炎症を起こしてしまっては元も子もありません。
今回は日焼けすると脱毛ができなくなる理由や、万が一肌が焼けてしまった時の対処法についてお話していきますので、施術を希望される方はその前に一度、この記事に目を通しておいてくださいね!
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目次
日焼けすると脱毛できないのはなぜ?
まずは脱毛する際に日焼けすると施術ができなくなる理由について、解説していきます。
傷みを感じやすくなる
黒く日焼けした肌は軽度の火傷のような症状を起こしており、肌がかなり敏感になっているのをご存知でしたか?日焼けした部分の皮膚がめくれたり、赤みを帯びたり、ヒリヒリしたりするのも、実は肌がこのような状態になっているからなのです。この敏感な状態だと施術による痛みをかなり感じるようになってしまいます。
肌トラブルの原因になる
日焼けによってかなり弱ってしまった肌へ、さらに追い打ちをかけるように脱毛機で光を照射すると肌への負担が一層かかり、赤みや痒み、炎症などのトラブルを起こしかねません。そもそも脱毛機は毛の黒いメラニン色素に反応して光を放つので、焼けた黒い肌に直接光を照射し、火傷を発症させてしまう恐れがあります。
施術効果が下がる
日焼けした過敏な肌は通常以上に痛みを発するため、脱毛機の照射レベルをやむなく下げることになり、脱毛効果が薄れる可能性も。そもそも日焼けした肌への施術はほとんどのサロンで禁止されており、万が一日焼けしてしまうと肌が落ち着くまで施術が延期されてしまう可能性もあります。期間限定で契約されている方は効果が下がるどころか、施術をほとんど受けられないまま終了になってしまうこともあるので、注意が必要です。
どれくらい期間を空けたら脱毛できる?
日焼けした肌が落ち着くのにかかる期間は2〜3ヶ月といわれています。サロン側に肌が日焼けしていると判断された場合、施術が2〜3ヶ月先に延期されてしまう場合がほとんど。これでは肌の露出が多い服を着るようになる夏のシーズンに間に合わなくなってしまう可能性があります。
日焼けしてしまった時の対処法
脱毛時は日焼けにとにかく気を使わなければならないことはわかっていても、毎日の通勤や通学などでやむなく肌が焼けてしまうこともありますよね。施術中にうっかり肌を焼いてしまった時の対処法がいくつかあるのでご紹介していきましょう。
日焼けした部分を冷やす
日焼けしたと感じたら、まずは冷やしましょう。日焼けは火傷のようなものなので、まずは冷やすことで赤みや炎症を和らげることができます。ただし、弱った肌に氷などを直接当てると刺激が強すぎて逆に炎症を起こしてしまうこともあるので、タオルで包むといったような、ワンクッションおいた対応をするようにしてください。
保湿ケアを行う
焼けた肌はかなりの乾燥状態であることが想像できます。そのまま放っておくと肌荒れやかゆみを発症するので、少しでも潤いを与えるために保湿クリームや保湿成分が配合された化粧水で肌ケアをこまめに行いましょう。この際に、通常の状態の肌と同じようにパッティングしてしまうと敏感な肌に余計な負担がかかるので、優しく塗布するようにしてください。
ビタミンCを補給する
肌のケアを内側からしてあげることも大切です。抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑えるビタミンCを積極的に摂取することで、日焼けした肌をより早く回復させることが可能になります。
一定期間あける
日焼けした肌をケアする一番の方法はやはり、落ち着くまで期間を空けることでしょう。特に日焼けがかなり進んでいる場合はこれ以外に方法がありません。この点から考えても脱毛期間中は紫外線対策をしっかり施し、仕事や学校、日常生活品の買い出し以外の外出はなるべく控えることをおすすめします。
脱毛前後の日焼けには要注意!
脱毛前後に日焼けをしてしまうと、ほとんどの場合において施術が受けられなくなってしまいます。軽度であれば冷やしたり、保湿ケアをしたり、ビタミンCを積極的に摂取したりすれば早期の回復により再開できるかもしれませんが、重度になると、どうしても肌を休ませることが長期間必要になります。ツルツル肌を手に入れたければ、施術期間中はとにかく日焼け対策を重点的に行いましょう。