予防接種を受けた前後に脱毛することは可能?
「脱毛期間中に予防接種の予約がバッティングしてしまった!」このような経験をしたことはありませんか?どこのサロンも施術前後1週間での予防接種を控えるように推奨しており、接種してしまった場合は予約がキャンセルになってしまうことも。なぜ接種前後の脱毛は避けたほうがよいのでしょうか?今回はその理由について、できるだけ詳しく解説していきます!
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目次
予防接種前後の脱毛はNG?
予防接種前後の脱毛について、タイミング別に解説していきます。
接種前
接種前の脱毛はできる限り避けたほうがよいでしょう。施術を受けた肌はかなり負担がかかり、バリア機能が低下すると同時に毛穴も敏感な状態に。肌がこの状態のまま予防接種をすると刺した部分を中心に、赤みやかゆみを発症する恐れがあります。
接種当日
接種当日の脱毛は必ず避けましょう。よく予防注射の注意書きに「接種前の激しい運動は避けましょう」と記されていますが、脱毛もこれに該当します。接種当日は体調の変化が著しく、施術中にいきなり気分が悪くなるといった症状に陥る可能性もゼロではありません。できるだけ自宅に戻り、安静に過ごすことを心がけましょう。
接種後
接種後の脱毛も避けたほうが無難です。接種後すぐに施術を受けると注射痕が赤みを帯び、場合によっては色素沈着を起こす恐れがあります。色素沈着になった箇所は施術をすることができなくなるので、特に腕脱毛や全身脱毛の場合においては期待していた肌にならない可能性が高くなります。
避けたほうがよい理由とは
予防接種前後の脱毛を避けたほうがよい理由について、次の3つがあげられます。
- 副反応が出る可能性がある
- いつもより痛みを強く感じる
- 肌トラブルが起こりやすい
これらの理由について、具体的に解説していきます。
副反応が出る可能性がある
予防接種を受けた後の体は免疫を作り出すために倦怠感や発熱、発疹、気分が悪くなるなどの副反応が出る可能性があります。こうした体調が万全でない状態で脱毛をすると、体調不良がさらに進む恐れがあるので、接種前後の施術は避けたほうがよいでしょう。
いつもより痛みを強く感じる
予防接種前に脱毛をすると肌がかなり敏感な状態になっているため、接種時の痛みを通常よりも強烈に感じてしまい、場合によっては赤みやかゆみを伴うことも。また、予防接種後の体も肌が敏感になり、体質によってはアレルギー症状が出る恐れもあるので、この状態で脱毛すると施術時に激しい痛みを伴う可能性があります。
肌トラブルが起きやすい
予防接種前後の脱毛は肌のバリア機能を低下させるので、肌荒れや湿疹、赤み、かゆみなどを発症させる恐れがあります。また、予防接種前後にサロンで施術してもらえないという理由からセルフ脱毛する方もいますが、セルフ脱毛はサロンでの施術より遥かに肌トラブルを起こす可能性が高いため、予防接種前後においては特に控えることをおすすめします。
脱毛前後にしてはいけないこと:その他
脱毛前後に控えたほうが良い行動は予防接種だけではありません。例えば脱毛直後の飲酒は肌に赤みやかゆみなどを発症させる危険性があります。また、脱毛後にスポーツジムで汗を流すと、大量にかいた汗により肌荒れを起こすことも。脱毛前後において、血行を促進したり、体温を上昇させたり、大量の汗をかいたりするような行動はできるだけ控えたほうがよさそうです。
予防接種前後の脱毛は間隔を空けよう
予防接種前後の脱毛は少なくとも1週間は空けることを多くのサロンが推奨しています。忙しい現代社会の中、予約のやりくりをするのもいろいろと大変だと思いますが、まずは自分の体を第一に考え、体調が万全な状態で脱毛をするように心掛けましょう。