気になる肌荒れの原因は?予防法や対処法をご紹介
季節の変わり目や乾燥のひどい季節には、カサつきや赤みなどの肌トラブルが絶えないですよね。この記事では、気になる肌荒れの原因や予防法、対処法をご紹介します。肌荒れが気になったときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
肌荒れの主な症状
肌荒れで現れる症状は、人によって違います。ここでは、肌荒れした時の代表的な症状をご紹介します。症状は一つだけではなく、複合的に表れることもあります。
カサつき
カサつきは、肌表面の水分が失われて、滑らかさを失った状態を指します。皮膚のツッパリ感を感じることも多く、乾燥が悪化すると、白く粉を吹く場合があります。特にかさつきやすいのは、目の周りや頬、口の周りや唇などです。乾燥している状態を放っておくと、新たな肌トラブルを生み出す原因になってしまいます。毎日丁寧にスキンケアを行い、しっかりと全身を保湿しましょう。
赤み
肌のバリア機能が低下してしまうと、肌の表面が赤みを帯びることがあります。ヒリヒリとした刺激を感じるケースもあるので注意が必要です。アレルギー物質や気候など、原因はさまざまなので、なかなか改善しない場合には、皮膚科を受診しましょう。
大人ニキビ(吹き出物)
ニキビは、おでこや頬、口の周り、あごなどにできる発疹です。白ニキビがポツッとできることもあれば、ニキビ跡になってしまうほど炎症が進むこともあり、症状の種類や度合いは人によって異なります。ホルモンバランスの乱れや、肌の乾燥によってバリア機能が低下すると、古くなった角質が上手く剥がれ落ちなくなります。固くなった角質が毛穴をふさいでしまうと、その詰まりによって炎症を起こし、ニキビが発生するので注意しましょう。
肌荒れの原因
外的要因や内的要因など、さまざまな条件がきっかけになって起こる肌荒れ。ここでは、肌荒れの主な原因をご紹介します。健やかな肌を保つためにも、ぜひ参考にしてみてください。
乾燥
乾燥は美肌の大敵と言っても過言ではありません。乾燥して角質が厚くなることで、さまざまな肌のトラブルを呼び寄せてしまいます。乾燥の原因は、過度なエアコンの使用や外気の影響により、角質層の水分や皮脂の量が減少することです。乾燥がひどくなると、大人ニキビの原因にも!大人ニキビは、思春期特有のニキビとは異なり、口周りやあごの周辺など、乾燥する部分に繰り返し発生するという特徴があります。
紫外線
紫外線は、日焼けだけではなく、さまざまな肌トラブルの原因になります。私たちの皮膚は、強い日差しに当たると、紫外線が内部に侵入しようとするのを防いで、余分な角質が滞った状態に変化します。肌の内側でも、バリア機能が下がってしまい、乾燥しやすい肌になってしまうのです。長期間紫外線を浴び続けると、徐々に角質層が厚くなり、肌のキメが乱れていきます。そうなることで、肌のゴワゴワ感やざらつき、皮がめくれてしまうといった肌荒れが起きてしまいます。
外出の際には、シーンに応じた日焼け止めを塗ったり、つばの広い帽子や日傘、サングラスなどのアイテムを活用したりするなどして、できるだけ紫外線を浴びないようにしてください。日差しの強い日はもちろんですが、曇りや雨の日にも紫外線は降り注いでいます。お出かけの際にはしっかり日焼け止めを塗って、紫外線対策を行いましょう。
正しいスキンケアができていない
スキンケアの方法を間違えたり、化粧品が合っていなかったりすると、肌荒れしてしまうことがあります。流行っている化粧品だからといって全員の肌に合うわけではありません。肌に合わない成分を避けたり、敏感肌用の化粧品を選ぶなどの対策をしましょう。
生活習慣が乱れている
生活リズムが不規則になったり栄養不足になったりすると、ホルモンバランスが乱れるので、肌のターンオーバーのサイクルが狂います。健やかな細胞が育たなくなることで、角質が厚くなって、ニキビや肌のごわつきの原因になってしまいます。ホルモンバランスの乱れは、肌への負担以外にもさまざまな悪影響があるので、できるだけ規則正しい生活リズムを守りましょう。
肌荒れの対処法
いざ肌荒れを起こしてしまったときは、皮膚科を受診するのが一番ですが、忙しかったり近くに病院がなかったりすると、そうもいかないですよね。肌荒れしてしまったときの対処法は、日頃の生活の中から肌荒れの原因を見つけて、改善することです。ホルモンバランスが崩れている方は、生活リズムを整え、バランスの良い食事を心掛けましょう。特定の化粧品を使うと荒れてしまうという方は、他の低刺激性の製品に替えるのがベストです。
日常生活においては、肌荒れしている部位に髪の毛が触れないような工夫や、枕カバーを清潔に保つようにしてください。また、ベースメイクで肌荒れを隠したくなってしまいますが、肌荒れしているときは、外部からの刺激にいつもより敏感になっている状態です。
本来はノーメイクで過ごすのがベストですが、どうしてもメイクをする必要がある場合には、肌荒れケアやニキビ予防の効果が期待できる、薬用有効成分が配合された化粧品を使うことをおすすめします。帰宅したら、クレンジングを使って、きれいにメイクを落としてくださいね。
肌荒れしているときにNGなスキンケアは
肌荒れしているときには、早く治って欲しい一心で、過剰なスキンケアや間違ったスキンケアをしてしまいがちです。肌に刺激を与えすぎると逆効果になって、ますます悪化してしまう可能性もあります。ここでは、肌荒れしているときに避けたいスキンケアの方法についてご紹介します。
使用法を守らない
洗顔料や化粧水、フェイシャルパックなどは、説明書き通りに正しく使いましょう。使用量が多すぎたり強くこすったりすると、肌がきれいになるどころか逆効果です。肌トラブルを避けるためにも、使用法や使用量は守ってくださいね。
激しくこする
肌荒れしているときでなくても、激しくこすったり触りすぎてしまうことは厳禁です。肌に過剰な刺激を与えると、肌表面が傷ついてしまい、水分が失われます。肌の乾燥が続くと、トラブルが起きやすく敏感な状態に傾くので、注意が必要です。また肌に強い刺激や摩擦を与え続けることで、肌荒れが悪化してしまうだけではなく、シミやしわの原因にもなってしまうので気を付けましょう。
スクラブやピーリングなど
スクラブやピーリングは、肌表面の古い角質層を取り除く効果があるので、刺激が強いです。スクラブの入った洗顔料を頻繁に使用したり、激しくこすったりすることで、肌表面に刺激を与えてしまうことがあります。またピーリングも、肌の状態に対して酸の濃度が高すぎると、新たな肌トラブルが起きるかもしれません。肌荒れをしているときには、普段よりも優しいくお手入れするように心掛けましょう。
マスクによる肌荒れにも注意!
マスクを着用することで肌荒れをする人が増えてきています。マスクを着けたり外したりする中で、湿度や温度に急激な変化が起こります。それらの差が影響して肌のバリア機能が下がってしまうことで、肌荒れの症状が出てしまうケースも見られます。マスクで肌荒れしてしまったときも、低刺激の化粧品を使うようにしたり、清潔に保つような工夫をしをしましょう。
まとめ
いかがでしたか。肌荒れの原因や予防法、肌トラブルが気になった時の対処法をご紹介しました。効率よく脱毛の効果を得るためには、健やかな肌を保つ必要があります。肌荒れの原因は、人によって違うので、トラブルの元をしっかり突き止めて、正しいケアを行ってくださいね
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