美肌を作る保湿方法は?基礎化粧品の役割を種類別に解説
季節や環境によって、あるいは生活リズムが乱れたときに、肌が乾燥してカサカサになってしまった経験はありませんか?肌の調子が悪いと、心まで暗く沈んでしまうので、いつもきれいで潤った素肌を保ちたいですよね。今回は、美肌を作るための保湿方法や、種類別で見る基礎化粧品の役割をご紹介します。気になった方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
お肌が乾燥する原因
肌の内部から、水分が蒸散するのを防ぐ役割をしているのが、角質層という部分です。角質層には、たくさんの細胞が隙間なく並ぶことで、水分を肌内部に閉じ込めています。しかし、生活習慣の乱れや紫外線、肌に強い刺激を与えてしまうなどの要因があると、肌のバリア機能が低下し、水分が蒸散しやすい状態になってしまいます。このように肌内部の水分や適度な油分が失われ、乾燥や肌荒れを引き起こしてしまいます。
正しい保湿方法は?
まず洗顔のしすぎは、肌に必要な保湿成分を取り除いてしまうので絶対にやめましょう。顔を洗うときには、摩擦しないようにたっぷりの泡でやさしく洗ってください。すすぎ残しのないように洗顔料を落としたら、清潔なタオルで水分を拭き取り、すみやかに保湿ケアを行いましょう。洗顔後や入浴後は、肌がとても乾燥しやすい状態になっています。手軽なスプレータイプの化粧水でも良いので、さっと保湿できるアイテムを洗面所や脱衣所に置いておくと安心ですね。
また角質層を健やかな状態に保つには、潤いと油分のバランスを整えて、角質層そのものを育てていくことが重要です。潤いを守るために必要な働きをする成分を、化粧品で補うことにより理想の肌バランスを保てます。基礎化粧品によって、その成分や効果は異なるので、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
種類別で見る、基礎化粧品の役割
基礎化粧品のメーカーや種類は、とても豊富です。デパートやドラッグストアに行くと、さまざまな基礎化粧品がところ狭しと並べられているので迷ってしまいますよね。ここでは、基礎化粧品の役割をそれぞれご紹介します。
化粧水
化粧水は、ローションタイプの化粧品で、肌をうるおしたり、そのあとに塗る美容液やクリームの成分の浸透を助けたりする役割があります。また、ひと口に化粧水といっても、しっとり感があるものや、さっぱりとした感触のものまで種類はさまざまで、それぞれの成分やテクスチャーによって得られる効果は異なります。
化粧水や乳液などを手で塗るときには、血流に沿ってゆっくりと手を動かします。顔の中心から外側、下から上に向かって浸透させましょう。また、力を入れすぎず、軽く圧をかけるような形でなじませます。
乳液
乳液に含まれる油分で肌の表面に薄い膜を張ることで、水分の蒸散を防ぎます。さらに、肌をなめらかな状態に整え、乾燥などの刺激から守ってくれる役割があります。
保湿クリーム
保湿クリームも乳液と同様に、化粧水などで補った水分が蒸散するのを、最小限にとどめてくれる効果があります。自分の肌の乾燥度合いにマッチするアイテムを選んでみてください。
美容液
美容液とは、化粧水では足りていない美容成分を補ってくれる、毎日のスキンケアにぜひプラスしたいアイテムです。どの美容液も肌に高い作用を持つように作られているので、少量でも効果を発揮してくれるものが多いです。
美容液の効果は、その成分によって異なるので、自分の肌悩みに合わせて選ぶことが大切です。効果は、肌の保湿、美白、エイジングケア、ニキビなどの炎症ケアなど幅広く、一つに特化したものから多機能なものまで、多様な製品が揃っています。
効果的なスキンケアの順番は?
基本的なスキンケアは、以下の流れになります。
・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
化粧水や美容液で補った成分が逃げないように、乳液でしっかりふたをしてあげましょう。
脱毛効果を最大限に得るためにも、保湿は必須!
乾燥した肌は、バリア機能が失われ、外部からの刺激に対して敏感な状態になっています。そのため脱毛を希望される方は、しっかりと保湿を行い、水分量を多く保つことをおすすめします。また潤っている肌の方が光がとおりやすく、脱毛効果を早く得ることができます。脱毛後にもたっぷりと保湿を行い、肌の回復を早めてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。美肌を作るための保湿方法や、種類別で見る基礎化粧品の役割をご紹介しました。今回ご紹介した知識を、ぜひ参考にしていただき、美肌作りにお役立てくださいね。
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