脱毛前後に保湿が必要な理由とは?正しい保湿ケアの方法もご紹介
脱毛サロンで施術を受けた際、「しっかりと保湿をしてくださいね」と言われたことがある人は多いでしょう。脱毛をする際は、施術の後だけではなく、施術の前にもしっかりと肌の保湿ケアをすることが大切です。今回は脱毛前後に保湿が必要な理由や、保湿をしなかった場合どうなってしまうのか、各部位の正しい保湿手順について解説します。
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目次
脱毛前後に保湿が必要な理由
脱毛前後に保湿が必要な大きな理由は以下の2つです。それぞれの理由について詳しく見てみましょう。
- 保湿により脱毛効果のアップが期待できるから
- 脱毛後は肌が敏感な状態だから
保湿により脱毛効果のアップが期待できるから
肌が乾燥した状態が続くと、バリア機能が正常に働かなくなってしまいます。すると、肌は自衛のために角質を厚くします。その結果、皮膚は古い角質が剥がれ落ちず重なり、硬くなってしまうのです。皮膚が硬くなると毛が抜けにくくなり、脱毛効果が落ちてしまう可能性があります。つまり、脱毛の施術前にしっかりと保湿ケアをして、皮膚を柔らかくすることで、脱毛効果のアップが期待できるのです。
しかし、施術の直前に保湿ケアを行うと、毛穴に入り込んだ保湿剤がレーザーを妨げてしまうことがあります。そのため、保湿ケアは施術の1日前に行うようにしましょう。
脱毛後は肌が敏感な状態だから
脱毛の施術後も保湿ケアは重要です。なぜなら、施術後は光やレーザーの熱で肌が乾燥してバリア機能が下がり、敏感になっているからです。敏感な状態の肌を放置してしまうとどうなるのか、次から詳しく見てみましょう。
脱毛後の保湿ケアをしないとどうなる?
脱毛後は肌が乾燥して敏感な状態です。そのまま保湿ケアをせずに放置してしまうと、肌トラブルやシワの原因になります。また、肌質が変わってしまうこともあるので注意が必要です。
肌トラブルを招きやすくなる
肌が乾燥していると、少しの刺激でもかゆみやピリピリした痛みを引き起こす場合があります。また、かゆみや痛みはなくても、赤みが残ったり粉を吹いたりと、見た目が悪くなる肌トラブルにつながることもあるので注意が必要です。
肌が乾燥してシワができやすくなる
シワの原因のひとつに肌の乾燥が挙げられます。乾燥による細かいシワは、保湿などで肌に水分を与えることで元に戻りますが、放置したり、加齢によって肌の機能が衰えていたりすると元に戻りにくくなってしまうので、軽いうちにしっかりとケアをすることが大切です。
肌質が変わってしまう
乾燥してバリア機能が下がってしまった肌は、少しの刺激でも肌トラブルが起きたり、慢性的に乾燥した状態になったりと、肌質が敏感肌や乾燥肌に変わってしまうことがあります。敏感肌や乾燥肌は肌トラブルにつながりやすく、肌質が変わってしまった場合、改善するまで脱毛の施術が受けられなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
【部位別】正しい保湿手順
皮膚は部位によって厚さや強度が異なるため、それぞれの部位にあった保湿方法でケアすることが大切です。顔、ボディ、VIOの正しい保湿手順を見てみましょう。
顔
顔は身体の中でも乾燥しやすい部位です。化粧水や美容液は十分な量を使い、しっかりと水分を与えましょう。また、せっかく与えた水分を逃がさないように、化粧水を塗った後は乳液やクリームで表面を覆うのを忘れずに。
ボディ
広範囲の保湿ケアは塗り忘れがないか細かい部分までしっかりと行うことが大切。特に背中やお尻など、見えにくい、手が届きにくい場所はケアが十分に行き届いていないことも。鏡を使うなどして、塗り忘れがないかチェックしながらケアをしましょう。
VIO
VIOも乾燥しやすい部位です。デリケートゾーンは粘膜に近く、ボディ用の保湿用品ではしみたり、肌トラブルが起きたりする可能性があるので注意が必要です。専門の保湿用品など肌にやさしい保湿剤を選ぶようにしましょう。
脱毛後はしっかり保湿して肌を健やかに保とう
脱毛前後は脱毛効果を高めたり、肌トラブルを防いだりするためにしっかりと保湿をすることが大切です。特に肌トラブルは放置するとシワが慢性的なものになったり、肌質が変わってしまったりすることがあるので、保湿ケアは入念に行うことを心がけましょう。