SHR脱毛とは|どんな人に向いてる?特徴や仕組みを解説
サロン脱毛を検討中の方なら「SHR脱毛」という言葉を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この記事では「SHR脱毛ってどんな脱毛?」「他の脱毛とどう違うの?」と疑問を抱いている方のために、SHR脱毛の特徴や仕組み、どんな人に向いている脱毛なのかを紹介していきます。自分に合った脱毛方法を探している方はぜひ参考にしてください。
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目次
SHR脱毛とは?
SHR脱毛は「Super Hair Removal(スーパー・ヘアー・リムーバル)脱毛」の略称で、光脱毛の一種。毛穴の奥に対して60~70℃の弱い熱を複数回連続で与えてエネルギーを蓄積させ、「バルジ領域」にアプローチする脱毛方法です。バルジ領域は発毛組織で、バルジ領域がダメージを受けると毛が作られなくなっていくことがわかっています。
SHR脱毛の特徴
ここからはSHR脱毛の3つの特徴を紹介します。
金髪・白髪・産毛にも向いている
毛の黒色の色素(メラニン色素)に反応するわけではないため、毛の色に関係なく金髪や白髪にも同じような効果が期待できます。また産毛のような細い毛の脱毛にも向いているので、産毛の多い顔やお腹、背中などを脱毛したい場合に効果的です。
日焼け肌やホクロのある場所にも照射できる
メラニン色素に反応する脱毛方式だと、日焼け肌や色素沈着の激しい部位、ホクロのある場所には照射できません。しかしSHR脱毛はメラニン色素に反応するわけではないので、毛の色だけでなく肌の色にも関係なく脱毛できます。
毛周期に関係なく照射できる
多くの脱毛方式は、照射する時点で毛の生えている「成長期」の毛にしか影響しません。そのため「毛周期」のサイクルを閑雅ながら、数ヶ月おきに脱毛を受ける必要があります。しかしSHR脱毛は、現在毛が生えていな毛穴の奥の「バルジ領域」にもアプローチが可能で、毛周期は関係ありません。
他の光脱毛との違いは?
光脱毛にはSHR脱毛のほかに、主に「IPL脱毛」と「SSC脱毛」があります。SHR脱毛・IPL脱毛・SSC脱毛の違いについても押さえておきましょう。
メラニンに反応する「IPL脱毛」
IPL脱毛とは「Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)」の略称で、毛の黒色のメラニン色素に反応する光を照射する脱毛方法です。メラニンに反応するため濃く太い毛に向いていますが、金髪・白髪・産毛は苦手。また日焼け肌など肌の色によっては施術できないことがあります。
抑毛ジェルを使用する「SSC脱毛」
SSC脱毛方式とは「Smooth Skin Control(スムース・スキン・コントロール)」の略称で、「ビーンズジェル」というジェルを塗布した肌に「クリプトンライト」と呼ばれる光を当て、ジェルに配合された抑毛成分と光の相乗効果を狙う脱毛方法です。SHR脱毛とはムダ毛へのアプローチ方法が大きく異なります。
SHR脱毛はこんな人におすすめ
最後にSHR脱毛が向いている人の特徴を3つ紹介します。
毛の色が薄い
地毛の色が薄くIPL脱毛で効果が得られなかった人は、SHR脱毛以外で有効だと考えられるのが「ニードル脱毛」くらいしか脱毛方法がありません。ニードル脱毛は1本1本施術する時間と費用がかかる脱毛なので、より気軽に脱毛したい人にはSHR脱毛がおすすめです。
産毛が多い部位を脱毛したい
SHR脱毛は産毛のような細くて目立ちにくい毛にもしっかりアプローチできるので、顔脱毛やお腹、背中、二の腕、太ももなどの産毛が多い部位を脱毛したい人におもおすすめです。細かい毛までケアできると、お肌もワントーンアップして見えます。
通うのを早く終わらせたい
毛周期に合わせて施術する脱毛は1〜3ヶ月の期間を開けて照射する必要がありますが、SHR脱毛は毛周期に関係なく照射できるため、最短で2週間に1回の速いペースで通うことができます。そのため、例えば他の方法では1年以上かかる6回コースが、SHR脱毛なら3ヶ月で終わらせることも可能です。
SHR脱毛とは、「バルジ領域」に作用する光脱毛
SHR脱毛とはどんな脱毛方法で、どのような特徴があるのか紹介しました。幅広い肌色・毛色に有効なので、他の脱毛方法では効果が実感できなかった方もSHR脱毛なら満足のいく結果が得られるかもしれません。また毛周期に関係なく照射できるのも大きな特徴です。この記事を読んで魅力的に感じた方は、ぜひSHR脱毛も検討してみてくださいね。