【光脱毛】通う頻度はどれくらい?その頻度が良い理由も解説
サロンでの光脱毛を受けようと考えている方の多くが、「どのくらいの頻度で通う必要があるんだろう?」と気になっているのではないでしょうか。脱毛は1回の施術で終了するものではなく定期的に通う必要があるため、忙しい方や面倒くさがりな方にとって重要なポイントですよね。そこでこの記事では、光脱毛に通う頻度とその理由を紹介します。脱毛を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
光脱毛の一般的な頻度は1〜3ヶ月おき
光脱毛に通う頻度として最も一般的なのは「1〜3ヶ月おき」です。しかし通うべき頻度は光脱毛の種類によっても異なるため、種類別に紹介していきます。
IPL脱毛
「インテンス・パルス・ライト(Intense Pulsed Light)」の略でであるIPL脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応してダメージを与える方法で、最も多くのサロンで導入されています。黒子や日焼け肌、色素の薄い毛には向いていません。IPL脱毛の場合、一般的に約1〜3ヶ月に1回の頻度で施術を受けます。
SSC脱毛
「スムース・スキン・コントロール(Smooth Skin Control)」の略であるSSC脱毛は、抑毛効果のあるジェルを塗布した上から光を当て、ジェルと光の相乗効果によってムダ毛をケアする方法です。SSC脱毛の場合も、一般的に約1〜3ヶ月に1回の頻度で施術を受けます。
SHR脱毛
「スーパー・ヘア・リムーバル(Super Hair Remova)」の略であるSHR脱毛は、発毛を促す「毛包(バルジ領域)」に光を当てる方法です。SHR脱毛は2週間に1回や1ヶ月に1回からという短い頻度で施術を受けられます。
なぜこの頻度がいいの?
ではなぜ光脱毛の頻度は1〜3ヶ月おきがよいと言われているのでしょうか?ここからはその頻度が良い理由について紹介していきます。
頻度には「毛周期」が関係している
人の体毛には「休止期」「成長期」「退行期」を繰り返す【毛周期】があります。ほとんどの脱毛方法は、この毛周期のうち「成長期」の毛、つまり現在生えている毛にしかアプローチできません。毛周期は1本1本異なり、「成長期」の毛は全体の20%以下で、約3ヶ月で「退行期」に移ります。そのため、ある程度「成長期」の毛が変わって、前回アプローチできなかった毛が生えているであろう1〜3ヶ月という期間をあけて施術するのが良いとされているのです。
脱毛方法によって頻度が異なるのはなぜか
SHR脱毛の場合、2週間に1回や1ヶ月に1回からという頻度で施術を受けられると紹介しました。その理由は、SHR脱毛という比較的新しい脱毛方法は、現在毛の生えていない毛穴の「毛包(バルジ領域)」にもアプローチできるからです。毛周期に関係なく施術できる方法なら、「1〜3ヶ月おき」でなくても問題ありません。
光脱毛の頻度は部位によっても異なる
部位 |
成長期の長さ |
退行期と休止期の長さ |
毛周期に合わせたおすすめの頻度 |
ワキ |
約4ヶ月 |
3〜4ヶ月 |
2〜3ヶ月おき |
腕 |
3~4ヶ月 |
約4ヶ月 |
1〜3ヶ月おき |
顔 |
1〜2ヶ月 |
2ヶ月 |
1〜2ヶ月おき |
膝上 |
3~4ヶ月 |
3~4ヶ月 |
1〜3ヶ月 |
膝下 |
約4ヶ月 |
約4ヶ月 |
2〜3ヶ月おき |
VIO |
1〜2年 |
1〜1.5年 |
3〜4ヶ月おき |
毛周期のサイクルの長さは部位ごとによっても異なるため、毛周期に合わせた頻度で脱毛を行う必要のある「IPL脱毛」と「SSC脱毛」の場合は、部位によっても最適な頻度が変わる場合があります。部分脱毛をする場合はスタッフに相談しながら適切な頻度で通うようにしましょう。全身脱毛の場合は平均をとって1〜3ヶ月おきの頻度で行うことが多いです。
間隔をあけすぎるとどうなる?
脱毛の間隔をあけすぎても大きな問題が発生するわけではありません。以前受けた脱毛が無駄になるわけではないので安心してください。しかしその間に成長期がすぎてしまった毛は照射できていないため、脱毛の影響を受けておらず、その毛穴からは再び毛が生えてきてしまいます。つまり脱毛完了までの期間が延びてしまうというわけです。
光脱毛に通う頻度は、相談しながら決めよう
光脱毛に通う頻度について紹介しました。光脱毛は高い頻度で受ければ受けるほど効果が高まるわけではなく、むしろ毛周期に合わせて定期的に受けることが大切です。毛周期を見極めるのは非常に難しいため、脱毛サロンのスタッフに相談しながら適切な頻度を決めていくのがおすすめ。はやく終わらせたくても焦らずに、ゆっくり脱毛を進めていきましょう。
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