インナードライ肌向けのスキンケアの方法!
ベタつきやテカリを感じるのに、口元や目元の乾燥が気になるという方は、インナードライ肌である可能性があります。インナードライ肌とは、内部の乾燥が原因となって皮脂が増えている状態で、オイリー肌と見分けがつきにくいのが特徴です。そこで今回は、インナー肌向けのスキンケア方法を詳しくご紹介します。
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目次
インナードライ肌について知りたい
そもそもインナードライ肌とはどういった状態を表すのでしょうか。ここでは、インナードライ肌について詳しくご紹介します。
インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、文字通り肌の内部は乾燥しているのにも関わらず、肌の表面は皮脂や汗でベタつきやテカリが出ている状態を表します。このように、見た目だけでは内部の乾燥を確認しづらいため、インナードライの状態に気づかないまま過ごしている方も多くいらっしゃいます。
インナードライ肌の症状は?
インナードライ肌の主な症状としては、ベースメイクののりが悪い、ファンデーションが乾燥でとれやすい、鼻の毛穴や皮脂崩れが目立つ、肌がごわついている、化粧水が肌に馴染みにくいなどがあげられます。また額や鼻などのTゾーンはベタついているのに、口周りや頬がカサついているという場合にも、インナードライである可能性が高くなります。
インナードライ肌の原因は?
インナードライ肌は、さまざまな原因が複雑に関わり合って引き起こされていることが多くあります。たとえば、紫外線による肌へのダメージ、冷房による乾燥などがあげられます。また、頻繁にピーリングを行ったり、あぶらとり紙で皮脂を落としすぎたりという間違ったスキンケア方法が原因であることも少なくありません。
さらに、生活習慣の乱れやストレス、睡眠不足なども肌のバリア機能を低下させることにつながります。肌のバリア機能が低下してしまうと、皮脂量や水分量が低下し、インナードライを引き起こしやすくなります。
インナードライ肌向けのスキンケア方法
インナードライ肌を改善するためには、皮脂を取り除くのではなく、保湿に注目したスキンケアを行う必要があります。
クレンジング
クレンジングは肌への負担が大きいため、十分な乾燥対策が必要になります。洗浄力の強いものは、メイクと一緒に皮脂も落としてしまうため、マイルドな洗浄力のものを選ぶようにしましょう。オイルタイプのものよりも、クリームタイプやバームタイプのクレンジングがおすすめです。
洗顔
テカリやベタつきを抑えるために何度も洗顔を行っていると、インナードライがさらに悪化してしまうため注意が必要です。洗顔は1日2回までにした上で、皮脂の多いTゾーンから洗うようにしましょう。摩擦で肌が傷んでしまわないように、たっぷりの泡で優しく洗うのもポイントです。
保湿
インナードライの改善には、しっかりと肌の内部まで保湿することが重要です。セラミドやヒアルロン酸などの、保湿力の高いスキンケアアイテムを選ぶようにしましょう。ベタつきやテカリが気になるという場合には、高保湿でありながらサラッとした使い心地のものや、毛穴の引きしめ効果が期待できるものを選ぶとよいでしょう。
スキンケアだけじゃない!改善方法
インナードライ肌を改善するためには、スキンケアだけでなく、生活習慣や入浴習慣を見直すことも大切です。たとえば、日焼け止めや帽子などを使った紫外線対策を年中行う、ストレスをためずに規則正しい生活を送るなども肌のバリア機能を高めるためには欠かせません。
また、熱すぎるお湯に使ってしまうと、セラミドが外に流出してより乾燥しやすい状態になってしまいます。お肌に一番負担がかからない温度は36〜38度といわれているので、入浴や洗顔の際にはぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、インナードライ肌向けのスキンケア方法や改善方法について詳しくご紹介しました。インナードライは自分ではなかなか気付きにくいため、皮脂を取り除くための間違ったスキンケアを行ってしまいがちです。見た目のテカリやベタつきに惑わされずに、しっかりと保湿を行うようにしましょう。