顔のムダ毛が気になる方必見!正しい剃り方をご紹介
明るい場所で鏡を見たときに、顔の産毛が気になってしまうという方は多いのではないでしょうか。この記事では、顔の産毛を剃るメリットや、正しい剃り方をご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読むための時間:5分
目次
顔のムダ毛を剃るメリットは?
まずは、顔のムダ毛を剃るメリットをご紹介します。
顔に透明感が出て明るく見える
顔のムダ毛をきれいに除去すると、肌表面にあるうぶ毛で造られる影がなくなるため、顔がパッと明るく見えるようになります。また毛穴が引き締まって見える効果も得られ、相手に若々しい印象を与えることができるでしょう。さらに、その工程で過剰な角質や汚れを除去することができるため、透明感のある肌に仕上がりますよ。
ニキビができにくくなる
ニキビは老廃物が溜まって皮膚が硬くなり、毛穴が詰まってしまうことで発生します。顔の産毛をすることで古い角質を除去し、肌のターンオーバーを助け、毛穴の詰まりを防ぐことができるでしょう。また皮脂や汚れがうぶ毛に付着することでアクネ菌が増殖しやすくなってしまうため、定期的に顔のムダ毛処理をすることは、ニキビ対策に有効かもしれません。
化粧のノリが良くなる
肌表面の過剰な角質や汚れを除去することによって、スムーズにファンデーションを塗ることができ、しっかりとお肌にフィットしてくれます。うぶ毛がある状態でファンデーションを塗ると、ムラができたり崩れやすくなってしまったりすることで、仕上がりが汚くなってしまいます。
顔のムダ毛の正しい剃り方を解説
では早速、顔のムダ毛を剃ってみましょう。ここでは、顔のムダ毛の正しい剃り方を解説します。
準備するもの
ここでは、顔のムダ毛を剃るときに、必要なものをご紹介します。
・スチーマーや蒸しタオル
・クリーム
・ヘアバンド等の髪をまとめるもの
・清潔なカミソリ
・敏感肌向けの化粧水や乳液、クリーム
顔のムダ毛の剃り方
ここでは、顔のムダ毛の剃り方を、手順に沿って解説します。
顔剃りの準備をする
顔のムダ毛を剃る前には、肌を清潔な状態に保ち、表面を柔らかくしておきましょう。乾燥した状態の肌にカミソリの刃を当てると、表面に細かい傷がついて、雑菌が入ってしまう可能性があります。
まずは、常温〜ぬるま湯で洗顔を行い、顔の汚れを落としてください。洗顔後には、スチーマーや蒸しタオルを使って肌を柔らかくしましょう。事前の準備にあまり手間をかけたくない…という方は、お風呂上がりにケアすることをおすすめします。
顔を清潔に整えたら、ヘアバンドなどを使用し、髪の毛が邪魔にならないようにしておきましょう。そして乾燥を防ぎ、カミソリから肌を保護するため、フェイス用のクリームを塗ります。クリームは毛の流れに逆らうように塗ってください。毛を逆立てることでシェービングがより効果的になります。うぶ毛を剃る際には、カミソリを使ってこのクリームをゆっくり剥がすような感覚で剃るのがポイントです。
おでこの剃り方
おでこのうぶ毛を剃るときには、髪の生え際と眉毛の上から1センチほど残すことを心掛けてください。そうすることで自然な仕上がりが叶い、髪の毛や眉毛まで剃ってしまうことを防げます。
まずはおでこの輪郭をゆっくりと剃ります。次におでこ全体を上から下に向けて剃って行きます。カミソリが滑って眉毛に当たらないように、くれぐれも気をつけてください。眉下の産毛が気になる方も、ここで上から下に向かって剃りましょう。
頬やこめかみの剃り方
目の下〜頬骨付近のうぶ毛を剃る際には、内側から外側に向かって優しくカミソリを当てましょう。頬骨より下の部分については、上から下に向かって産毛が生えているため、毛の流れに沿い、上から下にカミソリを動かします。こめかみ部分も同じく、上から下に向けて剃ってください。こめかみの生え際に刀が当たらないように、こちらも1センチ程度残しておきましょう。
鼻や口周りの剃り方
鼻にも細かい産毛が生えているため、しっかりと処理しておくことをおすすめします。鼻筋のうぶ毛は上から下に向けてカミソリを動かします。小鼻についても同様で、鼻の形に沿って上から下に向かって剃ってください。鼻下のヒゲは、カミソリの刃を下向きに当て、毛の流れに沿って上から下に向けて剃りましょう。鼻の下は、1本1本の毛が濃いため、剃り残しがないようにしっかりとチェックしておいてくださいね。
フェイスラインの剃り方
フェイスラインも、上から下に向けてカミソリを当てていきます。顎の裏部分は、喉の方から顎に向かって剃っていきましょう。手で肌を引っ張りながら剃ると、上手くいきますよ。
保湿を行う
顔全体の産毛を剃れたら、濡らしたタオルで顔を拭くか、優しく洗顔をしてきれいにします。続いて、化粧水を使って肌を整えます。顔剃り直後の肌は非常に敏感であるため、使用する化粧水は、刺激の少ないものやアルコール成分不使用のものがおすすめです。蒸発を防ぐためにも、最後には乳液やクリームを塗って、蓋をしておきましょう。
顔のムダ毛を剃るときの注意点
ここでは、顔のムダ毛を剃るときの注意点をご紹介します。安全にムダ毛を処理するためにも大切な注意事項ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
刃が傷んだカミソリは使わない
セルフケアで肌が荒れてしまったり乾燥してしまったりする原因のほとんどは、刃が傷んだカミソリを使うことです。カミソリの切れ味が悪いと、見た目にはわからなくても肌表面を傷つけてしまうことがあります。ひどい場合には、赤みやヒリヒリ感が出てしまう場合も。カミソリをお風呂場に置きっぱなしにすることをやめて、使用後は水気を拭き取り、正しく保管しましょう。
剃る方向に気を付ける
毛の流れに逆らってカミソリを動かしてしまうと、肌を痛めてしまう可能性があります。基本は毛生えている方向に沿って、事前に塗ったフェイスクリームをゆっくりと剥がすように剃っていきましょう。
入念に保湿を行う
顔のうぶ毛を剃った後は、表面の角質が取れているため、水分を吸収しやすい状態です。このタイミングで、化粧水をたっぷりと肌に浸透させましょう。丁寧に保湿をしておくことで、乾燥や細かい傷による、痛みやかゆみ、赤みなどの肌トラブルを防げます。水分が蒸発することを防ぐため、化粧水の後は乳液やクリームなどでしっかりとふたをし、潤いを閉じ込めておきましょう。
張り手テクニックを使う
張り手とは、肌を手で引っ張ってテンションをかけ、平らな状態にして処理をする、シェービングテクニックの1つです。ブライダルエステやサロンなど、プロの現場でも使用されているテクニックなので、経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
肌をピンと張ることで毛が立つため、カミソリがうぶ毛をしっかりとキャッチし、根元からより深く剃ることができます。自分の毛の特性や、生え方のクセを理解した上で実践すると、よりきれいに剃ることができますよ。
何度も刃を当てない
うぶ毛を剃るときに、同じ場所に何度もカミソリの刃を当ててしまうと、肌を傷つける原因になってしまいます。肌トラブルを防ぐためにも、なるべく一度で剃れるよう心掛けましょう。カミソリを強く押し付けすぎず、ヘッド全体をゆっくりと肌に押し当てながら剃ることを意識すると、上手くいきますよ。
まとめ
いかがでしたか。顔のムダ毛を処理するメリットや、正しい剃り方、注意事項などをご紹介しました。顔剃りは、カミソリの刃を当てる方向を間違わず、ゆっくりと丁寧に行うことが大切です。
また顔の産毛処理をする前の肌を清潔にし、柔らかくしておくひと手間や、処理後にたっぷりと保湿をすることで、肌にかかる負担を大きく軽減することができます。顔の産毛が気になるという方は、今回ご紹介した顔剃りの正しいやり方に沿って、実践してみてはいかがでしょうか。
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